さてさて、長らく塗装が出来ていないので、塗装直前状態のキットが渋滞しております。
先日レジェンドガンダムの記事を投稿しましたが、作業としてはこちらの方が先でございます。
プレミアムバンダイで以前に発売され、抽選にて再販されたキットを確保していましたので、こちらを作っていきます。
とはいっても、実は初回販売時にも作っています。
【MG バンシィ 小説版最終決戦仕様】カテゴリー
2012年作成ですって、奥様。
9年前ですか…そんな前？！
その頃よりは腕は上がってるんですかね…？
これがその時の完成品の画像なんですが、暗すぎてわかんねぇ…。
サイコフレームはクロームシルバーの上からクリアブルーグリーンを吹いたはず。
まあまあ頑張ってますね。
今回はメインテーマとして、サイコフレームを蓄光塗料で塗装することにしています。
蓄光塗料＝エヴァネオングリーン です。
前々からサイコフレームをメタリックではなく、ソリッドカラーで塗装してみたいな、と思っていました。
で、ネオングリーンをろくに使わないままにしていたので、ここが出番だな、と。
とはいえ、まずは工作から。
いつも通り、パチ組み＋表面処理の状態です。
小説版のバンシィなので、涎掛けと襟の部分は金色のパーツではなく、ユニコーンと同じ形状です。
それ以外にもアームド・アーマーはどれも付いていません。
あの武装はアニメ版オリジナルですからね。
正に「2号機」という感じ。
アニメ版のバンシィも好きですが、このスッキリした感じのバンシィも素晴らしいです。
さて、2012年は確か頑張って脚を短くしたりした記憶があるんですが、今回はほとんどプロポーション変更はしていません。
数々触ってきたRX-0系キットで必ず行っている、「つま先の延長」と「肩の大型化」だけです。
つま先は1.5ミリ延長。
MGの時は甲の角度も触ってきましたが、今回は延長のみ。
肩は縦横に1ミリずつ。
今回プラスして行ったのは、端面のアールの除去。
実は先端側の側面は緩く曲面になっています。
貼り足したプラ板の厚みを使って、そのアールを削り落としています。
上下の端は1ミリの厚みそのままですが、分割部分では少し薄くなっているのがわかると思います。
これで、ユニコーンモードにして肩パーツを閉じたときにもシュッとした見栄えになります。
白いユニコーンの方が最終的にはわかりやすそうですけどね。
あと、今回は全身に少しずつスジボリというか、マイナスモールドを追加しています。
マスターアーカイブを参考にしましたが、私のスジボリスキルでは再現とまではいきませんでした…。
胴体の側面はあまりに適当過ぎたので、パテで埋めています。
その他、要所要所にフレーム状のディテールを追加しています。
トルソーでいくと、脇腹と涎掛け部分。
脇腹は外装を切り欠いた上で、フレームパーツに直接積層したプラ板のブロックを貼り付けています。
ただ、塗装後、ここの色をどうするか悩んでいます…。
緑にしてしまうと、ユニコーンモードの時に違和感がありますし、とはいえ、デストロイモードの時には緑になっていないと勿体ないし…。
他の部分を塗りながら考えようと思います。
涎掛け部分のフレームは、パーツを削ってからプラ棒を貼り付けています。
2段になっている下側は胸部パーツ側に接着しています。
2段が水平になっているとカッコよくないので、それぞれで微妙に角度を変えてあります。
現状ではハレーションしているのでわかりにくいですけどね…。
肩の上面も切り欠いて、フレームを追加しました。
派手な造形にすることも考えましたが、ここはシンプルに。
本来の天面の形状と追加したフレームのまっすぐな面との差で、いい感じのメリハリがついたと思います。
下半身はもともとサイコフレームも含めて複雑な形状なので、あまりプラスのディテール追加はしていません。
この足の甲のマイナスモールド＋プラチップぐらい。
ちょっと絞り開けすぎましたけど、作業完了時はこんな状態。
この後バラシて、超音波洗浄を行いました。
で、塗装を少しだけ。
サイコフレームはこんな状態。
攪拌しながら吹きましたが、蓄光の粒子が思った以上に手ごわい…。
すごいパサパサした状態になりました。
一部ドボンして吹き直し。
それでもあまり綺麗な塗面になりませんでした…。
まだまだまだまだ修行が要りますね。
蓄光塗料なのでブラックライトを当てると物凄く反応します。
組み込んだ時が楽しみ！
サイコフレームは雲母堂本舗のVGパールを混ぜたクリアを上から吹く予定です。
それも楽しみ。
青よりのパールでいくつもりです。
上手くいくといいな。
ついでにアンテナなどの金色も。
これはいつものオキサイドレッド→赤金です。
てなわけで、現状ここまで。
続きはいつ吹けるかな？
頑張って仕上げていきますよ！
ではでは、今回はこの辺で。
