

最近は3DプリンターかSwitchBot製品の話しかしてないわけですが、今回も7/1に国内向けに発売が開始された「リレースイッチ1」の話でもしようかと思います。
そもそも、このリレースイッチですが、結構前に海外では発売されていて、そのころからちょっとやってみたいことがあるなと思って目をつけておりました。
SwitchBotのメインユーザー層であるところのDIY勢には一切刺さることの無さそうなマニアックな商品なのですが、どういうことができる物かがわかっていると、相当ワクワクするような物と個人的には思ってます!
さて、そもそも「リレー」とはなんぞや?ということがわかってないと、何ができるかがわからないわけです。
このリレースイッチに限らず、オムロンとかから電子部品として販売されているんですが、要は「リレー自体に電圧をかけると、内部のスイッチが切り替わって、接点出しが出来る装置」です。
言葉にすると難しいですね…。
オムロンがわかりやすい解説ページを作っているので、よければそれをみてみてくださいな。
で、自分がやりたかったことなんですが、「電気錠システムを離れた場所から開ける」
このためにSwitchBotのリレースイッチを使えるのでは?と思っていたわけです。
あ、本業のお話です。
マンションのオートロックとかに「電気錠システム」(電気で動いて、暗証番号とかICカードでカギを開けれる仕組み)が使われているんですけど、この電気錠システムでは、カギを開ける為に何かしらの信号の入力が必要なのです。
マンションのエントランスだと、インターホンの機械のところにカギをさして回したり、最近だとタッチして認証したりすることで、機械の内部ではカギを解錠する為の信号が出て、オートロックのカギが開くわけです。
出る時もボタンを押したり、人感センサーを反応させることで、解錠の信号が出てオートロックが開きます。
オフィスとかに付いている場合は、リーダー(読み取り機)に社員証とかをかざすことで認証が行われて、ドアのカギを開ける為の指令が制御ユニットから出る訳ですな。
まぁ、なんにしても「何らかの機械から“カギを開けなさい”って信号が出ると電気で動くカギが開く」という事です。
で、このシステムですけど、基本的にはスタンドアローン(インターネットなどに繋がない)で動作してるので、現地に行って暗証番号を入力するなどしないとダメなんです。
最近はこの制御をクラウドサービスにつなげることが出来る商品とかもあったりしますが、ビジネスで使うことが想定されてるので、月額利用料が掛かったり、ユニット代金も個人で使うような価格帯にはなってなかったりするわけですよ。
Akerunとか、リモートロックのTOBIRAとかね。
あ、扉に両面テープでくっつける「スマートロック」系は今は別の話です。
SwitchBotとかセサミとかの。
あの辺では美和ロックのAL4Mとか、GOALのEMとかをちゃんと動かせないので。
一般家庭とか小規模オフィスとかでも電気錠システムは使われてたりするんですが、最近の傾向としては、「遠隔地からカギを開けたい」という需要は、そういったところでも増えてきてる訳ですよ。
「(両親が共働きで)子供が帰宅したタイミングで職場からカギを開けたい」とか、「納品業者とか清掃業者の為に別拠点のカギを営業所や出先から解錠したい」とか。
特に後者みたいなビジネスシーンでは、結局は先述のクラウドサービス系の契約をするしかなかったんですけど、そこで今回の「リレースイッチ1」の出番な訳です!

事務所で実験してた時の画像なので、配線の汚さとかは許して欲しいんですけども…。
これだけでどのメーカーの機械かわかったらかなりクレイジーですが、実際にリレースイッチを組み込んでみた状態。
制御盤にDC12Vを給電する機能があるので、それで電源は賄いつつ。
リレースイッチの設定には、週間タイマー機能もあって、「何曜日の何時から何時は接点を出し続ける」みたいなことも出来るので、制御盤側の入力次第ではPanasonicの週間タイマーの代わりも可能かと。
今回は、開けっ放しの入力ではなく、一回開けるだけの入力として使っています。
このリレースイッチが他にも面白いのは、SwitchBotシリーズの商品なので、他のユニットとも連携が出来るという点です。
「人感センサーが反応したら、カギを開ける」とか、考えようによってはいろいろ出来ます。
惜しむらくは、顔認証パッドと連携ができない(厳密には、「認証OK」をオートメーションの条件に設定出来ない)ので、そこが出来ていれば、高級なガチの顔認証ユニットを買わなくても、顔認証に対応した電気錠システムが構築できたのですが…。
一応、スマートロックとは連動できるので、スマートロックは中継器代わりにしてしまえば、顔認証→ダミーで登録したスマートロックが机の上とかで動作→電気錠が開く、みたいなことは出来るかもですね。
スマートロック本体代が無駄ですけど。

あ、アレクサとかと連携できるので、「アレクサ、カギを開けて」とかで解錠出来るようになりますね。
今は指ロボットにインターホンの解錠ボタンとかを押してもらってなら、それは別のところに使って、直接指示だしが出来ます。
話がそれましたが、本業的にはめっちゃ面白いなって思いながら触ってます。
すぐに販売が終わるようなことが無いといいんですけど。
今のところ、Amazonには出品されていないみたいなので、SwitchBotの公式サイトから購入する必要があります。
7/24まで大感謝セールとかいうセールをやってて、このリレースイッチも対象になってるみたいですよ。
ではでは、今回はこの辺で。



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