急にシンガポールに行ってきた話。 その1

実は、11月後半の連休を使って弾丸でシンガポールへ行ってまいりました。
我が奥様が前から行ってみたかった国ということで、私も今後忙しくなってくる予感がしてきていますので、爆裂して身動きが取れなくなってしまう前に!と一念発起しましてproduce by 奥様でエンジョイしました。
せっかくなのでちょっとした備忘録も兼ねて感想とか、持って行ってよかった物の話なんかを。

というか、自分自身は高校の修学旅行で必要になって取得した5年パスポートが失効して以来の再取得から。
本当は新型コロナが中国で見つかったちょうどそのころぐらいに海外赴任中の叔父夫婦のもとにみんなで押しかけようとしたことがあり、その時にパスポートの取得申請までは行ったことがあったのでございます。
調べてみると、申請をしたのに本発行を行わず6ヶ月間の有効期限を切らしてしまった人が、改めてパスポート申請を行うと、印紙費用が加算されるというペナルティがあるぞ!って情報を見つけてしまって、アワアワしました。
まぁ、更に調べてみると、少し前に法改正?があり、それ以降に申請したのに有効期限超過をした人が再申請するとペナルティ、って話だったみたいで、4年前にやらかしてた私は今回は無罪放免でございました。よかったよかった。
てなことがありますので、良い子の皆様は公的機関に思わせぶりなことはしないようにしましょうね。

はい、本題の続き。

シンガポールですが、最初に言ったように奥様が行ってみたかった、っていうのが大前提ではあるのですが、テレビ代わりにYouTubeばかり見ている我々夫婦には聖地巡礼な側面もだいぶとございまして…。
二人で激推ししている「ぽんぽこちゃんねる」(ぽこピー)をはじめとして、「おめがシスターズ」とか「アレン様」とかが動画をアップしていて、旅行欲のない自分ですら少し行ってみたいな、と思っておりました。
あ、あと「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」の聖地でもありますね。
(今回行きそびれましたが、公開を記念したコナン君のウォールアートがチャイナタウンにあります)

他人様の動画埋め込んでないで自分の動画作れって話ですわな。
まぁ、なんにしてもぽこピー周りの個人勢Vtuber推しなのでね。
おかげさまでDJデミオから乗り換えたのも10系シエンタやしね。
シエンタいいよ。荷物いっぱい積んで走れるから。

すぐに脱線する。

さて、ここまでダラダラ書いたのに、まだ日本国内から旅立ってすらありませんが、金曜日の深夜に関空発→土曜日の早朝現地着のシンガポール航空で旅立ちました。
もうね、出国云々の段階から電子化が進みすぎてて、完全に浦島太郎状態。
少し前に韓国旅行をした奥様の真似をしまくりながら、何とか搭乗までこぎ着けた感じです。

ありとあらゆる段階でセルフ化が行われていて、チェックインもスマホをかざしてチケットと荷物タグを発行、預け入れの荷物もタッチパネルをポチポチしてベルトコンベアに乗せて終わり。
カウンターでお姉さんに色々見せて荷物を預かってもらうステップは???

保安検査も超あっさり。
国内線の方がもっとゴタゴタしてるぞ…。
今になって思うと、国際線の方が世界基準に合わせていっててスマートになっていってるのかもですね。
出国審査のところも顔認証システムががっつり導入されててお上りさん状態。
日本人用レーンへ進むように案内しているオジサンが何故か全編英語で叫び散らしてて、それだけちょっと面白かったw
「Passport open!!Go green light!!」って日本人の列にずっと言ってたw

このペースで全部書き出したら境界線上のホライゾンの紙媒体版みたいになるから出国編はこれぐらいにしとく。


さて、さすがLCCじゃない航空会社の国際線。
エコノミーでも全席モニター付きです。
このお姉さんは居ませんでしたが、女性CAの制服はこれでした。

この画像には薄っすらしか写ってないですけど、モニターの少し下にはUSBの給電ポートがあります。
機内アナウンスが英語過ぎてよくわからなかったですけど、恐らく離着陸のタイミング以外は使って大丈夫。
直前に観漁ってた動画で目ざとく見つけていたので、フライト中の充電事情は心配してませんでした。
最近は機内モードにしておけば、Bluetoothイヤホンとかは使っても大丈夫なので、事前にprimevideoでSEED FREEDOMとかをダウンロードしておきました…が!機内で視聴できる映画の中に普通にありましたww
とはいえ、よく考えたらこのタイミングで見ても仕方ないので、結末しか覚えてない紺青のフィストを視聴。
さすがシンガポール便。そのあたりのラインアップが抜かりない。
事前に観ようと思ってたんですけど、11月中旬時点では、どの配信サービスでも見放題の中には含まれてなかったんですよね。

深夜発の国際線なんて初めて乗ったので、機内食のタイミングがめちゃくちゃ気になっておりました。
事前にKrisWorldでのフライト情報とかを確認してると、機内食が出るのは確か。
しかし「Breakfast」にはなってない。
そりゃそう。現地時間5時過ぎ着で朝食なんて出してる暇無いわな。

てなわけで、日本時間25時頃に急に機内がいい匂いしまくりに。
そろそろ寝ますかねーって空気の中、夜食にはヘビー過ぎる機内食が登場しました。


選ばれたのはビーフでした。
絵に描いたような、「チキン or ビーフ?」だったのですが、機内がガヤガヤうるさいのとCAさんが遠めだったのと、内容を説明してくれているのが逆にわからな過ぎて、奥様が選ばなかった「ビーフ」に。
なんか肉焼いたやーつとかなのかと思ってたのですが、蓋開けたらビーフカレーでしたw
いや、美味しかったからええねんけども。
チキンは照り焼きチキンとマッシュポテトだったようです。

というか、すごない?!
深夜1時にこのボリュームの機内食やで。
18時に仕事終わって、帰宅して着替えて、バタついたら嫌やから速攻でシエンタ号で関空向かって、やることなさ過ぎて21時ぐらいにすき家食って、23時半に飛行機飛んで、2時間後にこれやで。
普通に食ったけど!
普段そば食べない奥様が「このそば美味しいな」って言いだしてびっくりやったけどw
ちなみに、パンの下にあるのは2個目のゼリーではなく、封された水でした。
ちなみのちなみに、パンはお代わり要るか聞かれました。

ここまで2,600単語書いたのに、まだシンガポール到着してないぞ。
さすがに着陸しときます。

機内モニターの画像にも表示されていましたが、シンガポール現地は25℃!
たぶんですけど、到着時の気温ってことやったんじゃないかな…。
日中はもっと暑かったような気がします。
半袖で行動してましたが、汗だくでした。
ただ、日本の夏みたいに湿度バグってないので、ただただ暑いだけでそこまで不快ではなかったのが救いです。

日本は15℃とかそんな感じだったので着込みたいところでしたが、ほぼドアtoドアだったので、ガチの上着は着ず、現地での行動用の半袖の上にパーカー羽織ってただけにしてたのは大正解でした。
シンガポールは赤道が近くて常夏なので、日本が寒い時期に行く人は往復時の服装には工夫が必要かも。
現地到着後にスーツケース開けて着替えるしええねん!って人はその限りではないかもですが。

シンガポールの入国審査は自動ゲートになってますので、事前に入国登録をしておく必要があります。
入国日の3日前からネット上で手続きが行えるので、お忘れなく。

そんなに難しくはなかったです。
パスポート番号入力したり、シンガポールへ来る前はどこの都市から来たのか、出国したらどこの都市に行くのか(「出国地と同じ」って選択肢がある)、などを入力すれば終わり。
基本的に選択しから選ぶ感じなので、日本の住所ってどう入力すれば???みたいなことにはなりません。
細かく説明するのは、そういうブログやnote、動画にお任せします。

で、到着は現地時間5時過ぎ。
荷物の受け取りとか終えても5時半とかです。
そうそう、時差は1時間。
シンガポールの方が遅いです。

日本が朝6時でシンガポールが5時。
満を持してマルチバンド6の電波時計を付けていったわけですが、シンガポールは受信エリアではありませんでした。(事前に調べとけよって話よね)
自分のG-SHOCKはワールドタイム機能があったので、「SIN」に切り替えて一応解決。
メインのアナログ表示は日本時間のままでしたが、小窓のデジタル表示がシンガポール時間でした。

とはいえ、推し活もありつつ乗り換えた「ahamo」がシンガポールでも特別な手続きや課金なしでローミングサービスを使えるエリアだったので、現地の電波にiPhoneがつながった途端に自動でシンガポール時間表記に切り替わりました。
Wi-Fiレンタルサービスとかを使って現地活動を行う予定の方は、国際時計機能とかを使って現地時間を確認できるようにしておきましょう。
ぽんぽこさんみたいに1時間ずれて行動することになります。
というか、ぽん氏もahamoのはずでは???

どうしたらいい…まだチャンギ国際空港から出てすらない。
画像も3枚とかしか消化してない…。
さすがに動き出しましょう。

1日目は、事前に決めていた「ユニバーサルスタジオシンガポール」へ!
なのですが、開園時間は10時。
空港から動き出した時点では6時ぐらい。
夫婦2人ともスーツケースをゴロゴロしてる。
USJにもありますが、USSの荷物クロークに預けてもいいけど、いっそのことホテルに預ければいいのでは?ということで、宿泊予定のホテルに直行することにしました。

空港から脱出するには、バスかタクシーかMRT(地下鉄)のほぼ3択。
タクシーも考えましたが、頑張ってMRTで移動することにしました。
ガイド本の路線図も事前に見ていましたが、いざ本番となるとわからないもので…。
シンガポール旅行全編を通して大活躍だった「Googleマップ」
本当に助かりました。
乗り換えとかも日本国内の経路検索と同じノリで調べられました。
これがなかったら予定のいくつかはクリアできなかったのではなかろうか…。

そうそう!
事前にガイド本とかを観てると、シンガポール版Suicaみたいなチャージ式ICカードがあるよ!って紹介されていますが、カード自体を購入したりチャージしたりする必要があるので、非接触対応のクレジットカードで乗るのもオススメです!(クレジットカードを直接タッチすることに抵抗がなければ、ですが)
ただ、注意事項としては、MRTは「JCB」ブランドには対応していません!
それはApplePAY(というかウォレット機能)を使うとしても。
「VISA」や「Master」は対応していました。
シンガポール国内ではJCBが使えない場所が結構あったので、メインカードがJCBの方は何か対策を考えておいた方がいいかも。
自分はVISAのカードをウォレットに登録していたので、それを呼び出した状態でスマホをタッチして乗りました。
iPhoneでタッチ利用するにはウォレットを開く必要はありますが、日本国内でICOCAとかを使うような感覚でクレジットカードを使って電車に乗れるのは便利でしたね。
今後日本もそうなっていくとか行かないとか?

チャンギ空港からMRTに乗り、次の駅の「Expo」駅で乗り換え。
そこから30分ほど乗り続けて「Bay front」駅へ。
ベイフロント駅には何があるかと言いますと…


はい。
ここ最近のシンガポールの象徴といえば…の「マリーナベイサンズ」ですね。
紺青のフィストでは、上の船みたいな部分が見事に海へ墜落していましたね。
馬鹿でかい複合施設ですが、船を支えている3本のタワーがホテル棟。
船の帆先部分は有料の展望デッキ。
その足元には地下2階から地上1階までのショッピングモール。
ギャンブル好きが気になって仕方がないカジノ。
野球のグローブみたいな形の建物部分は謎のハイテクなサイエンス展示。
それ以外にも国際展示場的な機能もあります。
船の部分のほとんどは、インスタグラム女子の憧れでお馴染みの「インフィニティプール」です。
プールはホテル宿泊者のみが入ることができますので、インフィニティプールでスーパーでインフィニティでプリミティブな映え写真を撮りたければ、マリーナベイサンズのホテルに宿泊する必要があります。
ちなみに、宿泊者はチケットを買わなくても展望デッキにも入場できます。

話の流れ的にお察しかもですが、我々もここに宿泊いたしました!
「やっぱりマリーナベイサンズに泊まりたかった!!」ってなりたくないよねってことで。

話の流れを戻しまして。
世界有数のホテルは、当然チェックインフロントにも常時スタッフがいます。
今日泊まるんだけど、このお邪魔虫な荷物を預かってくれるかい?って聞きに行ったら、当たり前のように預かってくれました。
え?まだ7時半とかっすよ??チェックイン15時とかやのにいいの???って自分で聞いておきながらなりましたけど。
普通に預かってくれました。
しかも、一部ホテル機能を使える仮カードみたいなのも発行してくれました。
仮カードでもインフィニティプールに行けるってことでしたが、その際は手続きの際に伝えた携帯電話に送られてくるメッセージから予約手続き的なことを行う必要があるとの事でした。
チェックイン時間が来て本カードと交換して以降は、インフィニティプールは予約なしで入場可能。
入口にあるリーダーにカードをかざすだけです。

はい。
荷物預けた後の話。

身軽になったのですが、それでもUSSの開園時間まではまだまだあるので、朝食をとることに。
機内食食って寝ただけで、そんなに腹減るか?って感じではありますが、シンガポールの朝食といえば!をしたかったのでね。
まだ開店していないハイブランドなショップの数々を横目に、マリーナベイのショッピングモール内にある「トーストボックス」へ。
開店時間は7時半なので、ちょうどオープン直後のお店に入ることが出来ました。
店の前には、待ち列を整理するためのスタンションががっつり用意されていたので、ピーク時は相当並ぶんだと思います。
スタンションってわかる???待ち列とかにおいてあるチェーンとかベルトで列区切るポールね。
どうでもいいな…。


はい、「カヤトースト」でございます。
めちゃくちゃ美味しかった!
で、カヤトーストの本来の姿を理解しておらず、「固ゆでの卵」をチョイスしてしまっておりますが、もう一つの選択肢である「温泉卵」的な半熟卵にディップしながら食べるのが、カヤトーストの完全体らしいっす。
それでも美味しかったけど、完全体は一体どれほどなのか…。

あと、シンガポールのコーヒー関係でややこしいのが、コーヒーの名前。
日本だと「ブレンド」とかだとブラックコーヒー。
「アメリカン」だとブラックコーヒーをお湯で少し薄めたもの。
って感じですけど…
シンガポールのコーヒーは「コピ」とか「コピO」(オー)とか「コピC」(シー)とか謎の名称になっております。
「コピ」=コーヒー+コンデンスミルク(練乳)
「コピC」=コーヒー+エバミルク(無糖練乳)+砂糖
「コピO」=コーヒー+砂糖
ってことなんですが、これ以外にもブラックだと「コピCオルソン」とかなんか色々暗号みたいな種類がもう少しあるようです。
シンガポールの新定番お土産でもある「BACHA COFFEE」のイートインはこの表記では無かったっす。
改めて登場しますが、自分で砂糖入れたりできるスタイルでした。

ちなみに、自分がトーストボックスで飲んだのは「コピC」でございました。
めっちゃ濃くて美味しかったです。
目が覚めました。

ここで朝食を食べてもまだ8時過ぎ。
まだ1時間半もあります。
調べてみても、USSがあるセントーサ島まではそんなにも移動に時間がかかりません。
じゃあ何しようか?ってなったのですが、マリーナベイサンズと湾を挟んで反対側にあるマーライオンを見に行くことにしました!

とはいえ、普通に歩いていくと地味に距離があります。

そこで、シンガポールの各地にあるスマホアプリで完結する「レンタルサイクル」(2種類ぐらいある)を使うことに!
これは、アレン様が動画内で紹介していたサービスです。
30分3SGD(シンガポールドル、日本円で330円強)から利用できます。(チャージは10SGDから)
各地に乗り降りできるスポットがあって、そこに停まっている自転車の後輪錠についているQRコードをアプリで読み込んだらカギが開くので、乗ることができるようになります。
日本では使ったことがないですが、LUUPの自転車がイメージに近いんでしょうか?知らんけど。
アシスト自転車はないですが、別に乗りにくいこともなかったです。

ぐるっと湾を回り込んで、マーライオン公園へ。

さすがに観光客だらけでした。
あと、写真にも写っていますが、ランニングしている人が結構いました。
時間を問わず結構な人が走っていたので、現地民は健康志向が強いのかな?
それとも、最近はインバウンドも皇居ランをするみたいなので、そんな感じ?知らんけど。

ここいらでいい時間になってきたので、自転車を最寄りのスポットに返却して、いざUSS!
USSのあるリゾート島「セントーサ島」にもいくつかの交通手段で移動可能なのですが、我々はタクシーを選択しました。
タクシーは配車アプリ「Grab」(日本でいうところの「Uber」)を使うのがおすすめっていうのがどのブログや動画でも紹介されていたので、それを使ってタクシーを呼びました!

というところで、さすがにいい加減2時間ぐらいタイピングしっぱなしなので、一旦打ち止め。
ユニバーサルスタジオシンガポール編からはその2にすることにします。

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